声の障害(音声障害)
声の障害について
声が出にくい・かすれる・途切れるなどの症状を「音声障害(声の障害)」といいます。
軽い風邪から、のどの使いすぎ、まれに腫瘍まで、さまざまな原因があります。
音声障害の主な症状
- 声がかすれる(嗄声:させい)
- 声が出ない、出にくい
- 話すとすぐ疲れる
- のどがつまる感じ
- 声の高さや大きさがコントロールできない
音声障害の主な原因
- 声の使いすぎ(大声・長時間の会話・カラオケなど)
- かぜ・咽頭炎・喉頭炎による一時的な炎症
- 声帯ポリープや結節(声帯にできものができる)
- 胃酸の逆流(逆流性咽喉頭炎)
- 喫煙や飲酒の影響
- 声帯麻痺(神経の異常)
- 喉頭がんなどの腫瘍性病変(特に中高年で喫煙歴のある方は注意)
音声障害の検査
当院では、声の状態を詳しく調べるために以下の検査を行います。
- 喉頭ファイバースコピー(内視鏡で声帯の動きや炎症を観察)
音声障害の治療
原因に応じた治療を行います(例:炎症には消炎剤、ポリープには手術など)
- 声の安静・発声指導(音声訓練)
- 薬物治療(逆流性症状には胃薬など)
- 手術治療(ポリープや腫瘍などの場合)
喉頭がんの可能性がある場合や、その他の手術が必要な時は大学病院などの治療可能な施設に紹介させていただきます。
声の異常を感じたら
声の異常が2週間以上続く場合は、早めの受診が大切です。
特に中高年の方で喫煙・飲酒歴がある方や声が急にかすれた方は、喉頭がんの早期発見のためにも検査をおすすめします。
